PAINKILLER / JUDAS PRIEST

最近、オリジナルメンバーでの新譜も発表になったジューダス・プリースト。NWOBHMと言うと普通はIRON MAIDENなどが挙がりそうですが、JUDAS PRIESTもその流れを作ったバンドの一つだと私は思っています。
そのJUDAS PRIESTの曲で最も有名だと思われる『PAINKILLER』は、同名のアルバムの１曲目に収録されています。ヴォーカル、「メタル・ゴッド」ことロブ・ハルフォードの力量を最も感じられる一曲だと思います。私は最初にこの曲を聴いた時、凄まじいシャウトに完全に当てられてしまいました。良く聴いてみると、実はシャウトの中にメロディがあることに気付き、驚いたり。
他のパートも非常に重く、ヘヴィ・メタルという音楽ジャンルが目指すべき一つの指標を表していると思います。ギターは特にそうですね。鋭くて重い、メタルとしては理想的な形だと思います。あとドラムが素早くて、これは「重さ」という見方では少しずれますが、私が好きなタイプなので、良しです。
こういう曲を作ってきたからこそ、JUDAS PRIESTは「正統派ヘヴィ・メタルバンド」と言われるようになったのでしょうね。
（公式：http://www.judaspriest.com/）