In The End / LINKIN PARK

買ってから意外とちょくちょく聴いているアルバムが、SOILWORKの「Natural Born Chaos」と、このアルバムです。ということで今回は、リンキン・パークの1stアルバム「HYBRID THEORY」から一曲『In The End』をご紹介します。
この曲は、アルバムで唯一ヘヴィネスから遠ざかった曲ですね。イントロの寂しげなピアノが印象的で、このフレーズが非常に単調ながらも美しいです。他の曲は大抵、節の頭に強力なリフを入れていますが、この曲は轟音を使っていませんし。
メロコア的なギターも、スクラッチを多用している部分も、ラウドな部分は感じさせません。全くのバラードではありませんが、感覚としてはバラードチックです。
ヴォーカルも細く歌っている感じで、せつなさを強く押し出しています。とはいえ、メインはラップなのですが。
メタラーはラップが嫌い、というジンクスがあり、私もそれに当てはまる部分があります。のろいラップが好きでないんですよね…。しかし、この『In The End』を聴くと、スローテンポなラップもアリかな、と思えます。
あと、ネタバレになりかねないので詳しくは言えませんが、歌詞がちょっとひぐらしを連想させるんですよ。この辺も最近は評価ポイントです。
（参考：http://wmg.jp/artist/linkin_park/）