D.C.S.S.:美春への手紙

美春が朝起きるシーンからスタートです。以前は純一を起こしに行っていたこともある美春、意外としっかりしているようです。そして登校する頃には、純一・アイシア・ことりとも合流。ここでアイシアが純一を名前で呼ぶようになるのですが、恐らく前回の録り逃し部分で何かがあったのでしょう。
学校に辿り着くと、美春が何かを発見したようで絶叫してしまいます。純一たちが何事かと覗き込んでみると、美春は挙動不審になりながら何でもないと言いますが、その後ろ手には手紙が…。
授業中、美春がもらっていた手紙を思い出して、ラブレターだと思う純一。仲の良い後輩の快挙に、顔面の緩みが止まりません。事情を知らない眞子たちはそんな純一を見て、多少引き気味。
そして昼休み。ことりたちは調理実習でプリンを作ったらしく、皆に披露します。喜んでパクつく面々ですが、実はそのプリンにバナナを入れているというエッセンスがあり、これはさぞ美春が喜ぶだろう…と思って美春の方を見ると、全く反応を返さない状態になっていました。これこそ手紙の効果か!? と純一たちははやし立てるのですが、美春はどうにも口を割ろうとしません。
美春はそのまま去ってしまうのですが、それを追いかけたアイシアと純一は階段を踏み外して怪我をしてしまいます。その足で二人は保健室に向かい、そこで保険医と話をしたところ「君が朝倉純一くんか…」と保険医が意味深な一言を。途中で美春が入ってきて、どうやら美春の手紙の差出人が保険医であることを掴みます。
全校集会では、このやりとりを知っているのは純一、アイシア、ことりだけなので、眞子や工藤は純一に詰め寄ります。それをのらりくらりとかわしつつ、集会中に騒ぎになってしまう面々ですが、マイクで「こらっ!」と言われてそちらを向くと…ステージ上には音夢が。何と、音夢看護学校からこの学校の研修医として舞い戻ってきたのでした。美春がうずうずしていたのは、このことを一人だけ先に知っていたからだったのです。
純一と一緒に帰ろうと思った音夢、教室にいないので探しに行きます。灯台の元で佇んでいる純一を発見すると駆け寄りますが、純一の反応は冷めた感じ…で、結局は音夢の帰りを祝福して抱きとめます。このやりとりを見る限り、一応前作の音夢エンドを踏襲しているのでしょうか。
純一と音夢が帰宅して、音夢が勢い良く自宅のドアを開けると、そこにはアイシアが。純一を名前で呼ぶアイシアを見て、久々に音夢のやきもちが大爆発したところで終了。
音夢が帰ってきたことで、一気に作品そのものが強力になりました。アイシアもことりも、怒らないキャラなので全体的にヌルさを感じていたのですが、恐らく今後はこうした癒し系路線とは違ってくるものと予想されます。
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