サッカーワールドカップ2006:まとめ

イタリアの優勝で幕を閉じたワールドカップのドイツ大会ですが、一ヶ月間とても楽しく観戦できたと思います。日本戦に拘らず、良い試合を観られればと思って様々な試合を積極的に観て良かったなと。
私はこれまでのW杯をロクに観ていなくて、日本戦ですら翌朝のニュースで確認したらいい方、みたいな感じでした。それが急にサッカーに興味を示したのは、やはりQMAの力が大きいです。単にクイズで勝つということではなく、せっかく知識として手に入れた選手が動いているところを観て楽しもうと、前向きになりました。
さてそんなW杯、サッカー素人の私が一番強く感じたのは「ゴールキーパーって凄い!」ということでした。オーストラリア戦で序盤をきっちり守り、クロアチア戦では無失点に抑えた川口に始まり、どのチームもキーパーの凄さが光っていたと思います。
優勝したイタリアのブッフォンにしても、オウンゴールとかPKなど仕方ないのはともかく、殆ど失点を許していませんでしたし。これはDF陣が素晴らしいということもありますが、サシの勝負でも数回防いでいるのを私も見ました。さすがに世界屈指のGKと言われるだけあるプレーでした。
ドイツのレーマンも初戦では2点食らったものの、その後は安定したプレーを見せていましたね。私は最初「カーンに代わって出てきた人だから、きっと凄いんだろう」と思ってコスタリカ戦を観てがっくりしたのですが、徐々に調子を上げてきたのだなと。
逆にFWに関してはドイツが見所いっぱいだったと思います。得点王になったクローゼ、強烈なヘディングは何度見ても素晴らしかったです。ドイツには他にもポドルスキシュバインシュタイガーといった有望な若手がいるので、次回以降も楽しみですね。
日本代表に目を向けると、中田英の引退が大きく、また今回の代表メンバーが全体的に年齢が高いことから、次回の大会では相当な苦労を強いられることになるでしょう。「第2の中田」が欲しいところですが、そう都合よく現れるはずもないですし。現在は8〜12年後を目指して若手の育成が進んでいるようなので、そちらに期待しましょう。
せっかく家でCATVが観られる環境にあるので、今後はなるべく海外の試合も観たいところです。その前に地元だから浦和レッズくらいは把握した方が良いのか…。