つよきす Cool×Sweet:おにぎりと舞台と竜鳴祭

文化祭が間近に迫っているところからスタートです。前日の帰り道で、レオと乙女が隣同士に並んで歩いているのを目撃してから、心が不安定になっている素奈緒。翌朝の登校中、演劇を楽しみにしているとレオに言われて持ち直すも、正門の前にいた乙女を見た途端に動揺してしまいます。
奈緒は自分のクラスの劇である「ロミオとジュリエット」の準備を忙しなく行っていました。クラスメイトたちが練習に集中できるよう、衣装も自分で全て用意する手際の良さ。その成果もあり、徐々に技量も上がりつつあるのでした。
そんな練習中に、乙女がおにぎりを差し入れに来ます。自分のクラスの出し物がおにぎり喫茶なので、試作品を持ってきたと言うのですが…これがまた破天荒な品ばかりで皆がげんなり。素奈緒にも一つ差し出した中身は、好物のピーナッツバターで、レオから聞いたと乙女に言われてまた動揺。
文化祭前日の仕上げも進み、ひと段落ついたところでレオが訪ねてきます。後夜祭のダンスを一緒に踊って欲しいと素奈緒に告げて、それで急激に赤面したり。ところが、一人で片づけを終えてシャワールームに行くと、またも乙女が。クラスメイトたちと話し込んでいる様子で、レオといとこ同士であることや同居していること、ずっと前から気になっていることなどを聞いてしまい、落ち込む素奈緒でした。
当日、演劇の開演直前にレオが見に来てくれたので元気に芝居を始める素奈緒でしたが、途中で乙女の姿を見つけてからは台詞を忘れたりと一気にグダグダになってしまいます。素奈緒は一人で姿を消し、レオは素奈緒を探し、乙女はレオを探す…という人々の交錯の中で終了。
奈緒が乙女に対する不信感を抱いた、とはまた違うと思うのですが、気まずくて避けてしまうのがリアルかなと。たまにあるんじゃないでしょうか、友人としては凄くいい人なのに恋愛に関しては向こうの方が断然上手って状態が。
あと、クラス委員の村田が乙女さんに憧れているのがわかって楽しかったです。単なる腐れ縁とはいえ、紀子をキープしておいた方が良いと思うゾ脇役くん?
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