はぴねす!:バレンタイン

原作は知らないものの、準さんのおかげで何かと期待していた「はぴねす!」、ようやく見始めました。初っ端から強力なイベントであるバレンタインを持ってくる辺り、気合が入ってますね。
瑞穂坂学園の魔法科に通う神坂春姫は、頭脳明晰・容姿端麗・品行方正の上に運動神経も抜群というヒロイン。学園のマドンナ的な人気を誇りながらも本人は奥ゆかしいところが完璧さに磨きをかけます。今回の話の発端は、春姫が同じく魔法科の友達である柊杏璃と共に、間近に迫ったバレンタイン用のチョコを買いに行くところからです。
毎年チョコを買ってはみるものの渡す相手もいない春姫とは逆に、杏璃は何故かやる気満々。先に買い終わった春姫は外に出て公園へと足を運ぶのですが、そこでいじめられている少女を見かけます。魔法で助けようとするのですが、その前に春姫と同い年くらいの少年が割って入り、少女を助けます。
少女が持っていたチョコはボロボロになってしまうのですが、それを春姫が魔法で元に戻します。そして少年にも声を掛けようとするのですが、連れが現れて挨拶する間もなく別れることに。
この少年は瑞穂坂学園の普通科に通う小日向雄真、連れは悪友のハチと準なのでした。準がバレンタインにチョコを配るため、雄真とハチが買い出しに付き合わされたことで、偶然の出会いがあったというわけです。
結局バレンタイン当日になっても誰に渡すのか言わない春姫に業を煮やした杏璃は、夕暮れ時の教室で魔法勝負を仕掛けます。しかし途中でコントロールを失敗し、魔法球は窓の外へ…そこを丁度歩いていた3人組のうち雄真にかすってしまいます。
春姫がそこへ駆け出してきて、雄真と少し会話をするうちに、当てがないなら…とチョコを差し出します。ついでとばかりに杏璃も雄真にチョコを押し付け、急に魔法科の女子二人と面識が出来てしまった雄真でした。
その後、魔法科の校舎がガス事故で崩れてしまうトラブルがあり、普通科の校舎で一緒に勉強することになりました。春姫は雄真と同じクラスに入ることになり、今後の何かを予感させるところで終了。
今作、準さんにハァハァするつもりで見始めたのですが、春姫が結構カワイイので参りました。最近はこういう完璧ヒロインにハマることが少なかったのですが、萌えの周期が一回りしたのかなぁと思ったり。勿論、準さんも可愛かったですよ…と言うと、ついでみたいに思われそうですが。
春姫が雄真と準を見て「彼女さんかな…」と不安になるシーンとか、魔法科の校舎が壊れた時には「一緒のクラスになれるといいな…」とか、いちいち萌えシーンが多くて嬉しい悲鳴ですよ。つか、この人も「はるひ」なんですね。最近多いんでしょうか。
あと声優で聞いたことのない人が多いと思ったら、パソゲー版の声優がそのままシフトしているようですね。これは個人的に良いことだと思います。こういう部分で、原作派の人も納得できるのではないかと思うので。
ストーリーがどうかはこれから見ていくとして、キャラ萌えという意味では今期ダントツかもしれません。元々ギャルゲーなのだから当然と言えば当然ですが。特に春姫の乙女っぷり、準さんの暴れっぷりに注目です。
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