金色のコルダ〜Primo Passo〜:ありえないプレリュード

コルダの感想もぽつぽつ書き始めないとイカンですね。何せ「私が今期一番楽しみにしていたアニメ」なんですから。それだけに感想を出し惜しみしたというのもあります。
金色のコルダ」の大本になるストーリーはここでも何度か書いているのですが、簡単におさらいします。普通科と音楽科がある星奏学院の普通科に通う日野香穂子は、自らを音楽の妖精と名乗るリリを見てしまい、魔法のヴァイオリンを与えられて学内音楽コンクールに出ることに…というのが大まかな部分です。
アニメでは、星奏学院が出来る前の人間と妖精の出会いから語られ、それから月日が流れたある日の風景に移り変わります。メインキャラの生活風景を少しずつ見てから、ようやく主人公の香穂子へ…と、この日は遅刻しそうだったり。走り抜けて来た後で正門近くに立ち止まると、そこにいたリリを見てしまいます。
リリを見た者がいた年は、学内音楽コンクールを開催する決まりがあり、それを告げるカリヨンが鳴り響きます。教室にで友人から「ヴァイオリン・ロマンス」の話を聞いたりするのですが上の空。しかも、コンクール参加者として自分の名前が挙がったので抗議に行くことに。
しかし担当の金澤先生は取り合ってくれず、それどころか伝言として音楽棟の練習室に行くように言われます。果たしてそこにはリリがおり、熱心に音楽を勧めるのですが香穂子とはテンションが違いすぎます。誰でも音を奏でられる魔法のヴァイオリンを強引に押し付けられる形になった香穂子は、そこを去るのでした。
帰る途中、一人の女子生徒が上級生に絡まれているところに遭遇した香穂子は、後先考えずに口げんかしてしまいます。そこで「何か弾いてみなさい」と言われて弓を構えたところで終了。
コルダは作品として、最初に覚えるべきことが結構たくさんあると思うのですが、アニメはそれなりにわかりやすかったと思います。コミック版準拠でしょうし、ツボをテンポ良く進めた感じがしました。
他メディアとの違いを比較すると、土浦はホントに老けてます…。参加者中で唯一、高校生には見えないキャラです。あとリリの声が若干凛々しい演技になったかなと。ゲームだと男だか女だか微妙な感じだったのですが、アニメは男性を意識したような変化が見えました。
肝心の日野ちゃんについてですが、高木礼子はハマりだと思っています。元々何でもこなすタイプの役者なので無難だと思いますが、聞いた瞬間に「あぁ、日野ちゃんだなぁ」と思えるくらいには日野ちゃんしてました。今後も楽しみです。
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