メロディ-精霊の踊り / CHRISTOPH WILLIBALD GLUCK

前回からかなり空きましたが、たまには音楽も取り上げないとイカンですね。今回はクリストフ・ヴィリバルト・グルックの『メロディ』をご紹介します。
『メロディ』は、グルック作のオペラ「オルフェオとエウリディーチェ」の第2幕で演奏される曲です。ギリシャ神話を元にしたお話で、オペラではこの曲が流れる時、旋律に乗せて精霊たちが踊るという幻想的で美しい場面だそうです。…私はオペラの方を観たことがないのですが。
しかし、軽やかな音楽を想像すると違うんですよね。物悲しく、全体的に落ち込んだ印象の曲です。歌い上げると言うよりは、曲そのものがBGMというか…あくまで裏方っぽい働きをしているように聴こえるんです。もちろん、曲だけ聴いても名曲であることに変わりはないのですが。
あと私が取り上げたクラシック曲ということで、何となく察していただけるかもしれませんが、この曲も「金色のコルダ」のゲーム中に登場する曲です。しかも、日野ちゃんの演奏曲として登場するため、ゲームをプレーした人は耳なじみかと思われます。