乙女はお姉さまに恋してる:第7話

奏ちゃんがメインのお話ですね。お話の発端は、学院の衣替えに伴う服装チェックでした。奏の頭についている大きいリボンは校則違反ではないかと、貴子が注意します。まりやは、個人の裁量で処罰すべきではないと主張するのですが瑞穂は黙ったまま。
まりやはそんな煮え切らない瑞穂を叱咤して、そのことで瑞穂は悩むことになります。緋紗子に悩みを打ち明けたり半日考えた結果、瑞穂は奏が自分に向けてくれる笑顔を守りたいと思うようになり、奏の味方になることを決めるのでした。
奏への気持ちは固めたものの、今後の行動について悩んでいたところへ紫苑が相談に乗ってくれます。どちらが正しいか闘うのではなく、生徒会に向けて自分の意見を素直に言うことが大事だと諭す紫苑。異議申し立てのために、瑞穂・紫苑・まりやの3人で生徒会室のドアを叩きます。
そしてこの異議申し立ては次回の生徒総会のテーマとなることが決定。奏を見る生徒たちの目の幾つかは、嫉妬に彩られていたのです。
ある日、奏が今回の件でいじめられていることを聞き、生徒たちに毅然とした態度で臨む瑞穂。そうした態度を取りつつも、自分と貴子の意見どちらかが間違っているとは思えません。だからと言って意見を引っ込めるようなことはせず、あくまで自分の意見を素直に言うことに決めます。
決意は固まったところで、奏が何故リボンに拘ったのかを聞く瑞穂。奏は両親の顔を知らないという境遇で育ち、院長によって実の子のように育てられたのですが、院長からもらった大切なリボンだからずっとつけていたいということなのでした。
そして生徒総会での主張の結果、選挙が行われて奏は晴れておとがめなしの決定が下されたところで終了です。
いじめられている奏ちゃんを庇った瑞穂ちゃんの凛々しさはアレですね。前回にも君枝さんを一喝したシーンがありましたが、瑞穂ちゃんは相手が複数でも大切なものを守れる強い人間になりました。
ギャルゲーの主人公らしい、煮え切らない態度を取ることは当然あるものの、成長してるってことでしょうかね。
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