VIRGIN BEAT / 氷室京介

氷室京介を聴き始めたのは、かなり遅い私です。LUNA SEAとかと同じで、初めて聴いた『魂を抱いてくれ』の声があまり好きでなかったので、自発的に聴かなかったんですよね。それもアルバム「SHAKE THE FAKE」に出会ったときに変わりましたが。
『VIRGIN BEAT』は、アルバムの幕開けを飾る爽やかなビートロックです。というか、全体的にヒムロックは8ビートの素直な曲が多くて、聴きやすいと思います。純正の8ビートはガールズポップやパンクに多いと思うんですけどね。J-ROCKの多くはハットを4刻みで打つじゃないですか。そういう細かいことは抜きにしても、カッコイイと思います。あと声のクセも聴いているうちに「これはこれでアリだな」と思うようになりました。
アルバム「SHAKE THE FAKE」は頭3発の『VIRGIN BEAT』『BREATHLESS』『SHAKE THE FAKE』でかなり満足です。どれを今日の一曲に選んでも良いくらい好きですね。アルバム自体は、確か中古で120円とかだったんですが、明らかに不当評価だと思われます。もし中古で発掘する機会がありましたら、3曲のために120円くらい惜しまずに、是非とも聴いてみて欲しいです。
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