FURY OF THE STORM / DRAGONFORCE

「疾走感」という言葉をメタルで使い始めたのは、一体誰なんでしょうかね。そもそも、最初に「疾走」と形容されたメタルはどのバンドなんでしょう。今回ご紹介するドラゴンフォースは、「疾走」メタルの超新星です。どの程度かと言えば、「ドラゴンフォースから疾走を取ったら、何も残らない」くらいだと私は思ってます。
そんな超人疾走集団、DRAGONFORCEの2ndアルバム「SONIC FIRESTORM」から、私の一番好きな『FURY OF THE STORM』を。…なんて、どの曲も疾走しすぎていて殆ど区別が付かないのが実情なんですが。敢えて言うなら、イントロで全パートが「ジャッ、ジャッ、ジャッ」と合わせるのが好きなんです。LUNA SEAの『TRUE BLUE』の時も書きましたが。*1
恐ろしいまでの速さで突っ走りつつも、6分以上と尺の長い曲なので驚きますね。まあ、この曲に限りませんが。歌詞が2週して、なおかつ殆どの部分がインストという辺りからも、とにかく音を詰め込みまくった印象があります。潔い速さを求めるなら、SLAYERとかの方があっという間に通り過ぎてアルバムが終わるので良いかもしれません。
しかし、たとえライブで再現不可能だと言われようと、私はDRAGONFORCEの曲は好きですよ。ギターのピロピロが限度を越えると、ミャウミャウ〜って音になるという新事実も発見したり。(逆に、この音がキライな人は結構いそうですが)
(公式:http://www.dragonforce.com/

*1:参考:id:tokaget:20050128:p6