Rusty Nail / X JAPAN

X JAPAN…というか、古くはX時代から数えてリアルタイムで「これは良い!」と思ったのは『Rusty Nail』が初めてでした。何と遅いこと…と思いつつも、後追いで軌跡を辿っているもので、時代はあまり関係ないです。
この曲はアルバム「DAHLIA」に入っているんですが、このアルバムの頃、X JAPANは精力的にCDを作ると言うより、別の活動などに打ち込んでいたみたいですね。活動資金が足りなくなるとシングルを作り、シングルが溜まったのでアルバムにした…そんな背景があったようで。私のような後追いには却って嬉しいアルバムなんですけどね。クォリティがバカ高いです。
『Rusty Nail』は、スピードポップ的な曲に仕上がっていると思います。歌詞とかは確かにヴィジュアル系の流れを汲んでいますが、音は段々とヴィジュの脱却を図るような…私の知っているところで言うならば黒夢の『BEAMS』辺りの音作りに印象が似ています。
X JAPANになる前の曲は、カミソリみたいな切れ味抜群の曲が多いように思うんですが、この頃は大分落ち着いたなぁと。『紅』の頃など、YOSHIKIはツーバス+ブラストビートを叩いていた*1らしいですね。
…あぁ、何だかメインの話がおざなりになってしまいましたが、私が知る数少ないX JAPANの曲であり、トップクラスの好きソングであることは間違いないです、はい。
(公式:http://www.xjapan.ne.jp/

*1:1分間に800ビートを打った時期があるそうな