春を愛する人 / GLAY

GLAYというのは、日本のビートルズみたいな部分があると思っています。というのは、凄くシンプルなフレーズを聴かせているのに、それがチャチにならないセンスがあるように思うからです。今回はそんなGLAYの『春を愛する人』をご紹介します。3rdアルバム「BELOVED」収録ですね。
出だしのコーラスとピアノが稚拙ながらも一生懸命さというか…静かな力を感じます。前述の通り、私は彼らのスピードナンバーよりもミッドナンバーが好きなので、正にこのテンポこそが一番魅力的なんですよ。それと詞の内容も、四季の内容を上手く盛り込んでいて興味深いです。
明るいナンバーながらも、春や夏のイメージよりどちらかと言えば「今は冬、ただ春を待つ」という印象が強いのは、やはりGLAYだからですかね。函館出身ということが影響しているのか、どうも『Winter,again』とかのイメージがあって。
あとは…やっぱりKEYっぽいところに良い意味での引っかかりを覚えました。春のところはKanonの真琴、夏のところはAir観鈴といった具合で、キャラがイメージされる気がします。内に込めた想いは強いけれど、その一方で脆さも感じる歌詞だと思います。
…とここまで、自サイトで書いた感想を殆ど流用しています。手抜きです。
(公式:http://www.glay.co.jp/