バジリスク〜甲賀忍法帖〜:胎動弐場

バジリスクもようやく見始めました。ところが、第1話は録画に失敗しており、仕方なく第2話から見ています。大まかなあらすじとしては伊賀・甲賀の忍法合戦と、敵同士でありながら惹かれ合う男女の二本柱となっているようです。
さてこの2話では、甲賀の弦之介と伊賀の朧という二人がお忍びで会うシーンから始まります。二人は敵同士と言えど、両家の間に和睦をもたらそうと考えている相思相愛ぶりで、この瞬間がささやかな幸せであることを感じさせてくれます。「不戦の約定」が存在する限り、甲賀と伊賀の争いはない、と。
しかし、それぞれの頭領が戦い、相討ちになったことで「不戦の約定」は終わりを告げ、戦いの火蓋が切って落とされることとなります。徳川家康からの書状で伊賀の忍者たちはその事実を知るのですが、弦之介と朧の二人はその内容をまだ知らず…といったところでお話は終了。
まだ始まったばかりなので詳しいことはわかりませんが、何となくNARUTOと同じ匂いがします。あのテンションとか、技の使い方とかが。甲賀の丈助は、まんまチョウジという感じでしたし。
ラジオなどでも良く語られていますが、奈々サマが声を当てている朧は、相手を見るだけで忍術を破る「破幻の瞳」を持っています。朧自身は何ら忍術を身につけているわけではないのですが、肉弾戦に持ち込まれなければ無敵なんじゃないかと。
ところで、OPは陰陽座の『甲賀忍法帖』、EDは水樹奈々の『WILD EYES』が使われているのですが、どちらも無難に良い感じです。バジリスクという作品自体が忍者の話なので、抑え目な感じで良いかと。
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