ヘビメタさん:メタルとプロレスの魂!

冒頭では何と、JUDAS PRIESTのロブが挨拶していました。「ヘビメタさん」と言ってましたし、かなりのファンサービスですね。来日ツアーの日程などを紹介していました。
ゲストはプロレスラーの武藤敬司で、基本的にはメタルを知らなかったそうです。プロレスラーの入場曲でメタルを聴く機会も少なくないと思うのですが。私が知っているのはイングヴェイの『Power & Glory』とかですね。
スクール・オブ・メタルでは、挨拶のあったジューダスから『BREAKING THE LAW』、あとスリップノットコルピクラーニ。意表を突いた選曲だったように思います。マーティーコルピクラーニのPVを観て「会ったらいい人たちかもしれないけど、僕はこの人たちと一緒にされたくない」と主張していました。確かに、メタラーでない人にとって、MEGADETHコルピクラーニも同じ音楽なわけでしょうけれど、マーティー的には彼らがイロモノっぽく見えたのでしょう。
メタル魂のコーナーでは、美空ひばりの「リンゴ追分」を取り上げていました。確かに、出だしの部分は泣きのギターっぽいなぁ…と原曲を聴いても思いましたが、「これはJUDAS PRIESTの音楽にも通じる、ニューアルバムでも影響されていると思う」との意見が。私は聴いていないのでわかりませんが…。
エアメタルはなかなか見応えがありました。無敵のキングに対するのは、二人組の若手お笑い「グレートホーン」。HELLOWEENの『EAGLE FLY FREE』をツインギターでプレーしましたが、途中で「お互いのギターを空中で交換する」エアメタル技を行ったのが実に印象的で、これが決め手となったようです。他にもトークに入る前に「あ、ちょっとギター置きますから」と、何気無い仕草にもエアメタルらしさがありましたね。そりゃキングも脱帽です。