ないしょのつぼみ:1巻

買ってから暫く経っていますが、未だにこの作品が持つポテンシャルに当てられている気がします。買う前からわかっていたことですが、性教育漫画というのはエロゲーとかと違ってぼかしが効かないので、リアルにくるなぁと。読んでいてお腹が痛くなるシーンがあったりしました――いや、笑いじゃなくて。
しかし…各所でも言われていることですが、この歳になって「初めて知ったこと」も多くてためになりました。意外と性教育は簡単に済まされてしまいがちなんですかね。第二次性徴による身体の変化、生まれてくる前の子供が成長する過程、子供から母体への影響力などなど…どれも「知った気になっていた」ことが多いのかもしれません。
作品的な部分に目を向けると、主人公というかヒロインのつぼみが素直で、可愛くて…うぅぅ。それぞれのキャラに個性があって少女漫画としても楽しめる作品ではあるのですが、私はつぼみ一辺倒になりそうです。そういえば以前にも、呑んでいる席で「正統派の子が好きそうだよね」と言われたことがあるのですが、ここ数年は特にその傾向が強い私です。昔は好みに具体性がなかった、という言い方もできるかも?
因みに、「2」が今年の小学五年生で連載中だそうです。内容は同じ事を描いているのでしょうけれど、また好みの子が出てこないとも限らないので、来年の今頃に気が付いたら手に取っていそうで怖いですねー*1
(参考:http://www.dab.hi-ho.ne.jp/yabuuchi/

*1:まんじゅうこわい」のテンションで。