あたらしい予感 / 美咲しのぶ

改めて「雫」は良い作品だな〜と思いつつも、私はサントラなどを持っていないのでわからずです。ゲームも持っていませんし。…というかサントラ出てるんですかね。まだ折戸伸治Leafにいた頃の作品なので、音楽的にも興味はあるんですが。
代わりになるものを探すと、やはり「To Heart」になってしまうんですけどね。ということで今回は、PC版「To Heart」のEDだった『あたらしい予感』をご紹介します。
まず「To Heart」という作品で何が衝撃だったと言えば、バッドエンドがないということでした。「雫−しずく−」「痕−きずあと−」の殺伐とした雰囲気からがらっと変わった恋愛シミュレーション、一応のバッドエンドに当たる「雅史エンド」も私は好きですし。
そんなゲームなので、奇をてらった主題歌ではなく、爽やかな恋愛を素直に描いたものになっているわけです。バックは割と大人しめで、やわらかいヴォーカルを最大限に活かすような曲調になっています。
サビでの盛り上がりが特に好きで、物語のエンディングで余韻に浸っていると、勢いで涙が出てきそうな感じです。歌詞を読んでも、こういう恋愛をしてみたかったと思わせる魅力がありますしね。この辺りも含めて「To Heart」というのは実に恋愛シミュレーションゲームなんだなぁと。
…しかし、こんな話をしていたら、何だか「雫」をプレーしたくなってきましたよ。サントラがあるなら、この際それでも良いんですが。
(参考:http://www.fixrecords.com/