バジリスク〜甲賀忍法帖〜:人肌地獄

前回、倉に捕らわれたお胡夷の元へ、蝋斉がやってきます。それは甲賀十人衆の能力を知り、今後の戦いを有利に進めるための術でした。答えねば腕や脚を切り落とす、と脅しつつ尋問をする蝋斉に怯えるお胡夷でしたが、蝋斉の手が肩に置かれた時、表情が一変します。
お胡夷の忍術は、肌が触れた部分から相手の血液を吸いだすというもの。張り付いた手の平から蝋斉の血を吸い取り、逃れようともがくところをがっちりと固めて、文字通り血祭りに上げます。
蝋斉を倒した後、落としていった巻物を見ていると、お互いの名前が十人ずつ書かれていることには気付くものの、何のためかまではわからず。そうこうしている間に、蝋斉が戻らないことに対して陣五郎が見回りに来ました。お胡夷は一芝居うって陣五郎も倒してしまおうとします。果たして陣五郎は罠にはまり、血を抜かれてしまうのですが…。
一方、呼び出された朧は、天膳のもったいぶった口調にも反応せず。そんな朧に天膳は、約定が解かれた旨を正直に告げます。まさかそんなことはない…と信じきっていた朧は、その言葉に激しいショックを受けたのでした。
前回の夜叉丸、今回の蝋斉と伊賀者も一人ずつ討たれていますね。個人的には陣五郎もさっさと倒して欲しいところです。もう丈助も倒しているし、噛ませ犬としては頃合じゃないかと思うので。
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