D.C.S.S.:入部します!

出番がなかった人たちにスポットライトを当てよう、の回でした。これは前作でも同じような展開だったので、そろそろ最終回が近いのでしょうか。ともあれ、今回は巫女の胡ノ宮環がメインの回でした。
学食にいつものクラスメイト+音夢というメンバーが、ぞろぞろとやってきます。しかし純一と音夢は相当眠い様子で、あくびまでシンクロしてしまいます。というのも、二人して徹夜で映画のDVDを観ていたからなのですが。そんな時、巫女姿で現れた環。弓をキリリと引き絞り、クラスメイトたちが溜まっている辺りに放ちます。それは人ではなく、食堂の椅子を一つ貫いたのでした。環は「すみません、手元が狂いました!」とお辞儀をして去ってしまいます。
その後で、純一に環の破魔矢のことを聞き、ひょっとしたら環は魔法使いかもしれない…と幻想を抱くアイシア。しかし純一にしっかりと釘を刺されてしまいます。
アイシアも一旦はそれで諦めようとするのですが、環の実家の神社に偶然辿り着き、狛犬、お守り…と次々紹介されるのを聞くうちに、環こそ東洋の魔法を使う者に違いない、と断定して弟子入りを志願します。結局は、環が所属する「巫女部」に入部することになったのでした。
巫女部の活動は総合的なもののようで、走りこみやら弓道やら、お祓いの素振りやら…もはや何だかわからない内容でした。
そして占い所を開いていたアイシア、通りかかった野球部員に願掛けを頼まれます。これで勝てると思ったアイシア、翌日の校内新聞を読んでコールド負けを知るのでした。環に、想いの強さについて聞かされたアイシアは、来る日も来る日も野球部に通い詰めて応援します。もはやマネージャーというくらい。
ある時、アイシアが魔法で出したボールが暴走してしまい、校庭にあったオブジェを倒しそうになったのですが、環の放った矢でアイシアたちをオブジェから遠ざけて救います。そんな事件を経て、野球部は真面目に練習するようになり、少しずつ強くなっていくのでした。
一方で、純一は環と話をします。それは…環が予知能力を使えること。それをアイシアは本能で気付いていたのかもしれませんが、ともあれ楽しい体験ができたようでした。
そういえば今回、純一が眠くて教室で寝ていたところを杉並が「お盛んなことで…」とからかった時の眞子の反応が楽しいです。
(公式:http://www.hatsunejima.com/