Function / ROUAGE

猟奇的な一曲を探していたら、これに辿り着きました。名古屋系のヴィジュ系で黒夢の血を引いているようなバンドは、インディーズ時代にこうしたカラーの曲を作っている場合が多いように感じます。ということで今回は、ルアージュの『Function』をご紹介します。インディーズ時代のアルバム「ROUAGE」に収録されています。
曲調は、この頃のインディーズバンドならば必ずレパートリーとして持っている2ビートが中心で、それ以外の部分はメインフレーズになっている「ダダダダッ・ダッ」という繰り返しですね。
歌メロははっきり言って「歌じゃない」という感想しか出てきません。元々ヴォーカルのKAZUSHIは低音ヴォイスの人なのですが、『Function』ではそれを最大限まで低く(?)しています。普通の曲と比べると、オクターブ下ですね。
台詞部分の「鏡の中、赤い目をしたお前を抱いて…どうやら、僕は狂ったらしい」はちょっと好きです。
『Function』は後に発売されたリミックスインディーズベスト盤「-312604806-」にも収録されており、こちらの方が音質などが良い上に手に入りやすいです。聴くならこちらをオススメしておきます。
余談ですが、このアルバム「-312604806-」の意味がわからなくて調べていたら、

312604806の数字の意味は、312-604-806でわけて
93年12月ROUAGE結成、
96年04月メジャーデビュー、
98年06月現在(このCD発売当時)

という意味だそうな。へぇ〜。
(参考:http://www.yumiko.com/rouage_0.html