幻想即興曲 / FREDERIC CHOPIN

コルダの方も既に3週目に入っていまして、ピアノを扱っているあの人と仲良くなってきています。ということで、本編でも彼が演奏していた、フレデリック・ショパンの『幻想即興曲』をご紹介します。
手元の資料によると…ショパンは生前に即興曲を4曲遺しており、ショパンの死後に発見されたOp.66に「幻想」と題されて出版されたそうです。私はショパン即興曲ってこれしか知らないのですが、好きな一曲です。
嵐が吹き荒れるような非常に速いテンポで始まり、最初はかなり圧倒されます。中盤、その嵐が一旦止んで穏やかになる様子は、何となく台風の目を思い出させます。後半も速いので。稲妻のように駆け抜ける様子は、北欧メタルのギターと似たスピードの快感があります。ピアノという楽器の特性上、激しさと穏やかさのギャップを一台で表現できるのが強みですけどね。
ピアノを速く弾く曲は幾つもあるでしょうけれど、私がパッと思いつくのはこれですかね。
尚、私が持っているCD「eternal...piano」では、近藤嘉宏が弾いています。日本人のピアニストとしては結構好きな人で、以前コンサートにも行ったことがあったり。
(参考:http://www.chopin-web.com/