耳たぶに光る琥珀に、閉じ込めた小さな恋。

著:レオ・バスカーリアの「葉っぱのフレディ」を読了。いやこれ絵本なんですが、借りて読みまして。因みに著者は絵本作家ではなく、アメリカの哲学者だそうです。
内容としては、落葉樹の葉として生まれた「フレディ」と、フレディに命の尊さや行き着く先を教えてくれる葉っぱの「ダニエル」を中心とし、葉っぱたちのささやかながらも楽しい日常が描かれます。
ダイジェスト的に過ぎてゆく一年間とダニエルの言葉、そしてフレディの考え方から、命の大切さを読み手ひとりひとりが考えてみましょう…というコンセプトのようですね。大人になってから読んでも、人生を見つめ直す良い機会になると思います。
意外と絵本ってのは訓戒が多いんですよね。なめちゃイカンですよ。