ゴア・スクリーミング・ショウ

とある日記サイトを見て、パソゲー情報をちょこちょこ見る私です。最近はコルダばかりでしたし、たまにはエロゲーをプレーしてみるかな、と思い立った次第です。そこで、つい先日発売されたばかりの「ゴア・スクリーミング・ショウ」の体験版をダウンロードして遊びました。…製品じゃなくて。
「ゴア・スクリーミング・ショウ」は、簡潔に説明するなら「オカルト+恋愛」な猟奇ゲーで、それまでの平穏な日常が壊されることになるタイプです。
物語を掻い摘んでみると、かつて住んでいた町に主人公の恭司が戻って(転校して)くるところから始まります。そして幼馴染のあかねや、あかねの友達の葵、前の学校でクラスメイトだった希依佳らと会話をして楽しく過ごしていた数日間が、あっけなく崩れてしまいます。
不思議な少女ユカと、仮面をつけた精神異常者(?)ゴアの2人の登場によって、恭司とその傍らに立つ少女の世界はがらりと変わってしまうのです。体験版ではひとまず、あかねだけプレーしてみたのですが…いやー怖い怖い。
明朗快活でお節介な、典型的「主人公の隣のヒロイン」であるあかね。その素直だった心が折れて行く様は体験版では端折られていますが、結果だけ見ても怖いですね。そりゃあもう見事にボッキリと挫けてます。「豹変」としか表現できません。
かつては「雫」などこういうパソゲーを好きでプレーしたものですが、今は退役して暫く経つせいか免疫がなくなっているなぁと。ただ、作品として「怖いけど先が気になる」みたいな部分は上手いと思います。今でも。
因みに、エロシーンはエロかったです…って当たり前か。女の子の台詞がない部分でも常に喘ぎ声が入ってたりとか、狂気的なモノは十分に表現されていたのではないかと。最近の鬼畜ゲーってみんなこうなんですかね。
余談ですが、「ひぐらしのなく頃に」が爆発的にヒットした背景には、あのゲームが「次へ次へ」の要素を持っていたからだと思われます。プレー中に、怖さと興味で眠れなくなった人も多かったのではないでしょうか。
もっと余談ですが、サウンドがクラシックとかゴシックメタルの曲もあって面白いです。キャラでも葵の設定で「ヘヴィメタルゴシックメタル好き」というのがあって、「ギャルゲー+メタル」な人間をワクワクさせます。君こそメタルクイーン。
演出・サウンド共に好みで、物語はかつて大好物だったジャンル。絵もそこそこ好きという感じでした。そこまで気に入ったんなら買えよって話ですが、最近は新しいものを取り入れるのが面倒で。