かしまし〜ガール・ミーツ・ガール〜:見ているだけが…

何と、日の目を見ないと思われていたあゆきがメインの回でした。個人的にはかなり驚きましたよ。
まずは幼少の頃、蝶を見た思い出から始まって…それは、あゆきが「美しいものを手に入れるのではなく、ただ見て愛でていたい」という性格の形成になったことを表していると思いました。
場面は変わってはずむの家。仁は人間観察のデータが欲しくて、肝試しをすることを提案。怖がりのはずむは嫌がりますが、仁が校舎を使う許可を得て実施に踏み切ります。とまりや明日太も参加、とまりがやす菜にも声をかけて、いつもの面子が揃います。
また屋上で菜園の世話をしていたはずむは、あゆきが男子生徒に告白されている現場を見てしまいます。あゆきに好きな人がいると知ったはずむは応援しますが、「私は舞台に上がるつもりはないから」と返されます。
そして肝試し、はずむはとまりと二人で回ることになりますが…怖すぎてずっとべったり。とまりも少し意識してしまいますが、そんな感情にまったく気づく様子のないはずむがカワイイです。またやす菜とあゆきペアの方でも、はずむをめぐる話が。私も、やす菜が言い出すまであゆきは単純にとまりの友達だと思っていたのですが…。
校舎内で仁が仕掛けたお化けに大騒ぎしつつも、屋上に辿りつく面々。先にとまりとやす菜が辿りつき、ここで二人の間に友情が芽生えたのは見せ場かも。
あゆきは、部外者としての立場を固めることで、はずむを取り巻く人々が良く見えるようになったのかもしれません。不思議な言動のキャラですが、お話を進める上で重要な人物です。
今週のはずむきゅん〜。ハイライトは父親も萌えていた、肝試し直前で嫌がる場面かと。全体的に怖がってばかりの回でしたが、あんなに涙でぐしぐしの顔を真正面から見据えたら、当方とて正気ではいられませんことよ?
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