桜蘭高校ホスト部:第5話

常陸院兄弟がメインとなる回でした。自分たち二人の世界観を持ってホスト部に在籍し、面白そうなことには興味津々なところがある光&馨ですが、今回はそんな二人のトラブル話です。
ハルヒの家に遊びに行きたいと言う双子、ハルヒの方はお断りなのですが双子が提案をします。それは、どちらが光か見分けるゲームをして、勝ったら遊びに行かせて欲しいという内容。
ところが、ハルヒには簡単に見分けられてしまいます。客として来ていた女子生徒たちに、何故すぐに見分けられるのか聞かれたハルヒは、悪気はないのですがうっかりマズイことを言ってしまい、それで双子は言い合いから喧嘩になってしまいます。
喧嘩は翌日にも収まる気配がなく、光は髪をピンクに、馨は髪をブルーに染めて登校してくるのでした。そしてお互いを言葉で牽制し合いながら手も出し、怒りのボルテージが上がってくると物をポイポイ投げていました。その中にハニー先輩が混じっていたりしたのがちょっと愉快でしたが。
数日経っても喧嘩をやめない双子についての会議がホスト部内で行われ、環やハニー先輩から以前の彼らについてのエピソードが出てくるのですが、ハルヒはそれを聞いて「喧嘩するのが初めてなら、誰かが引き際を教えなくてはいけない」と決心。
そのタイミングは程なくやってきます。黒魔術部の猫沢先輩から借りた呪いの人形を使おうとした馨にハルヒの怒りが爆発、双子はしゅんとして「仲直りしたら遊びに行っていい?」と聞き、すぐに仲直り。実は喧嘩自体がフェイクで、計算高い行動というオチでした。
また客相手に光を当てるゲームをしていた双子ですが、どんなに変えてもやはりハルヒにはすぐ見分けられてしまい、光と馨の世界は「二人だけの世界」から外へ向かって開かれつつある…という引きで終了。
因みに、まだ双子が喧嘩中の学食でのやり取りが凄く面白かったです。ハルヒのお手製弁当を見た環が妄想の中で、エプロン姿のハルヒに弁当を持たせてもらっているのですが、どうしてハルヒが乙女チックな台詞を言うとキモイんだろう…。
プリ・プリ裕次郎といい、声優ってのは凄いですね。たとえばルナマリアが可愛いことを言ったらカワイイんじゃないかと思うのですが、演じるキャラによって本当に「中身が違う」ことを思い知らされます。
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