ないしょのつぼみ:2巻

前回*1書いたとおりに、フツーに手に取って2巻を買っている自分がいました。1巻の時や、少女少年なんかはそれまでオタク系ショップにあまり置いていなかったのが、2巻を買った時にはかなり積んでありましたね。いかにこの「ないしょのつぼみ」という作品が、間違った方向で読者を開拓してしまったかを物語るエピソードです。
お話の内容や登場人物は、1巻と全く違います。勿論、根底に性教育ということがあるため、教えていく内容はある程度固定にはなっているのですが、その内容すら1巻とは違う部分があります。
初潮とかブラジャーなんかの話題は、切り口は違うけれども話題としては同じ部分があります。ただ、腋毛の話って確か1巻にはなかったはず…。他にも見落としはあるかもしれませんが、私が気づいた部分はそんなところ。
主な登場人物の構成は似ていますね。主人公は「草壁つぼみ」で、前作の「立花つぼみ」とは性格も結構違って明るい元気な子です。あとつぼみの幼馴染の押井怜麻、つぼみの友達の結花と円果がメインどころという感じでしょうか。
あと「案内役」が前作では少女でしたが、今回は少年の「縁」になりました。別の高度文明を持った惑星から来た縁は、地球人の生態を観察する目的でつぼみと同居することになるのですが…こいつがまたいつもは天然気味なのに締めるところはきっちり締めるというおいしいキャラなのです。
最後に、諸君らが一番気にしているであろうエロさですが、直接的な部分は1巻の方が強いです。2巻だと怜麻は精通まで行かないし…。ただ、つぼみの腋毛を縁がしげしげと観察するシーンは破壊力抜群です。ああいう羞恥心を煽るシーンってのはヤバイですね。

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