涼宮ハルヒの憂鬱:1巻

結局ハルヒが好きすぎて手を出すに至ったコミック版。著:ツガノガク少年エースで連載中です。
この1巻では一通りのメインキャラ紹介と、ハルヒの周囲に起こる不思議な出来事についてキョンの視点で進んでいきます。キョンは物語の語り手というか彼の一人称でお話が進んでいくので、ハルヒの感情や行動原理は推測するしかないのが味噌ですね。
というかそもそも、「キョン」ってのはあだ名で、本名がわからないのは現在も連載中の原作版ですら同じらしいですね。
ハルヒが不思議な現象を求めてSOS団を結成し、長門が、みくるが、そして古泉が続々と加わっていきます。体面としてはハルヒが強引に誘って無理やり入部させた風を装っているものの、実は3人とも目的があってハルヒに近づいているんですね。それを知らされるのは皮肉なことにハルヒ本人でなく、キョンだったりするのですが。
3人とも、自分が「普通の人間ではない」ことを説明し、またハルヒもそうではないという主張をキョンに行います。切り口は少しずつ違うものの、結局辿り着くポイントは同じ。「ハルヒは何らかの力を無意識に使っている」ところです。
個人的には、見るからに爆弾を抱えていそうな長門や、見るからに胡散臭い古泉はともかく、見るからにボケっぽいみくるが重い使命を背負っているというのがツボだったかなと。萌え要員ということでハルヒの一番のお気に入りなのもポイントですけどね。絡みが多いので。
そのハルヒ、萌えと言えばバニーガールなのは何故でしょうね。良くわからんですが、私はみくるよりハルヒバニーの方が萌えですよ。
あとどうでもいいことですが、私はアニメの初期のお話を観ていなかったもので、長門が最初は眼鏡をかけていたことを知りませんでした。キョンに眼鏡属性がなくて良かったのかどうか…。それは人によって評価の分かれるところでしょうね。どちらかと言うと、私はしてない方が好きです。でも、家でくつろいでる時とかはつけてる方が良いかも。
それなんてエロゲ