桜蘭高校ホスト部:第16話

前回の軽井沢話の続きですね。最後にペンションを訪ねてきた配達の少年、荒井君はハルヒの中学時代の同級生。久々に再会に喜ぶ二人ですが、ホスト部の面々は動揺します。自分たちが知らないハルヒを彼は知っているという思いが嫉妬に結びつき、それが原因で光は機嫌を損ねてしまいます。
そして馨が光のふりをして荒井君に謝った後、ハルヒに翌日デートの申し込みをします。ところが当日…現れたのは光の方。実は馨のプランで、光に「他人を思いやる訓練」をさせる作戦だったのです。そんなわけで、デート中の二人を尾行するホスト部員たち。
ハルヒも光もそんなことは知らないので、お互いいつもどおりのマイペースで時間を過ごします。光は彼なりに気遣いをしようとするも、ハルヒにスルーされて振り出しに…というパターンの繰り返しで、ぎこちない感じになってしまいます。
それでも節々で楽しそうなハルヒを見て、悪くない気分の光だったのですが、雲行きが怪しくなって帰ろうという段階になって偶然荒井君と鉢合わせ。また談笑を始める二人に背を向けて光はその場を走り去ります。
雷鳴が轟く中、ペンションに荒井君から連絡があり、二人がバラバラに帰っていったことを告げます。それを聞いて環は急いで光に連絡を取り、激怒します。ハルヒは雷が怖いということを知っている環は、光にさっさと戻るよう命令するのです。
やがて光は、教会の隅で震えながら堪えているハルヒの姿を目にします。そのことで光の中に何らかの形で「他人を思いやる気持ち」が芽生えたようで、翌日またペンションに配達に来た荒井君とも打ち解けた様子でした。それを眺めて鏡夜と馨が悪巧み(?)を言ったところで終了。
光と馨は双子で、通常はセットで語られることが多いわけですが、このお話以降はお互いの個性がはっきりしてきます。考えていることが多くてモノローグ向きなので、馨はよく使われるんですよね。
あとデートの時のハルヒの服装に萌えることが肝心です。この軽井沢話では中学時代の思い出も含めて女の子ハルヒが多く堪能できるのが良い感じですね。
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