明日への扉 / T-SQUARE

何の影響か良くわからないのですが、最近はとにかくインストゥルメンタルを良く聴きます。その中でも最もヘビーローテなのはスクエアなので、今回はその中から『明日への扉』をご紹介します。アルバム「HUMAN」に収録されています。
このアルバム自体がこれまで疎遠だったというか、スクエアのアルバムの中では聴いていなかったのですが、理由としては「パッとしない」と思っていたからでした。何か華々しい代表曲が一つでも入っていれば心の持ちようも違うのですが、このアルバムには割とそういう曲がありません。
しかし逆に考えると、こういうアルバムこそBGMにした時の安心感があると思うのです。事実、ヘビーローテしてみて違和感がなく、時間があっという間に過ぎていった感があるので。
曲の方に戻りまして。『明日への扉』は、このアルバムの１曲目を飾る作品でありながら、雰囲気はのんびりした感じです。これから何かが始まる躍動感と言うよりは、朝が来て夜が白み始め、ゆっくりと朝焼けになってゆく様子に近い気がします。
スクエアはスリリングでハードな曲が好きなのですが、こういう素直で優しい曲も良いものですね。
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