遥かに仰ぎ、麗しの

体験版をプレーしたパソゲーです。
あらすじとしては、新人教師の滝沢司が「凰華女学院」という名門校に就任することになり、その学院生活を描いています。司が就いた学院は分校で、山の奥のような隔離された場所に訳ありのお嬢様たちが通っている場所なのですが、そんな一風変わった少女たちを相手にした物語になっています。
ヒロインたちは大きく「本校系」「分校系」という2つに分かれます。前者は都心にある本校から編入してきた学院生、後者は最初から分校に入学してきた学院生を指すのですが、その態度や立場などにも差があるようです。
個人的には、分校系のリーダーっぽい仁礼栖香が良さげでした。またしても赤髪でツリ目なんですが、私にしては珍しく委員長系のキャラです。几帳面で文武両道。
あとは、本校系の鷹月殿子もなかなか…。クールだけど優しくていい人、というポジションのようです。不思議ちゃんではありますが、ファーストインプレッションとしては悪くないかなと。
気になった…というか面白かった点は、キャラの名前が判明するまでに、台詞ウインドウの外にあるキャラ名が主人公の独断で変な名前になっていることでした。同じ人でも、自己紹介するまでに8回くらい名前が変わったりします。小さいところなんですけどね。
体験版ラストで出てくる妄想モノは、別物として楽しめそうでした。どうみても昔のメビウスです。
何だか声優陣がえらく豪華な気がするので、その点でも楽しめる気がします。同社のゲームではこんな布陣が良く使われているのかもしれませんが、確かめていないので良くわかりません。
お話としてなかなか面白そうなので、時間があったら製品版を買ってしまいそうな気がします。…って、大抵こういう時はスルーされて終わる予感ですが。