ひよぴよ

著:小林めぐみライトノベルです。小林めぐみは…実はあまり読んでいなかったりしますが、うちの妹さんは結構好きみたいです。
あらすじとしては、苦学生「三國壱」の元に現れた喋るニワトリ…自称鳳凰なのですが、その「ひよ」が来てから滴留町で起こる化け物騒ぎと、それに対峙する壱とひよを描いたアクション作品です。
壱が通う学校でも噂になっていた化け物騒ぎ、それはひよの片割れの力を使ったものだと言うのですが、どう見てもニワトリのひよを、壱はあまり信用しません。
その後ひよの力が壱に乗り移ったり、ひよの片割れである「ぴよ子」の行方が判明したり、化け物の正体を見せ付けられたり…と、オカルト要素もなかなか面白いと思います。
個人的にはそうしたシリアスなパートよりも、キレ易い壱と口の悪いひよの言い争いがコメディタッチで好きです。
結局のところ鳳凰は最後の最後で姿を現すのですが、あまり活躍していなかったような印象が…。
それと、壱のクラスメイトの原田由嘉里と勝山南という対照的なヒロイン二人もいい感じです。勝山は途中でサービスシーンがあったりして…。