読書
著:山本ゆりこの旅行記…でいいんでしょうかね。大まかには。 内容は、著者が世界各地を旅して出会った様々なチーズケーキを、文化と共に紹介していくものです。国ごとにフレッシュチーズの歴史の深さや原材料、製法などの違いから生じる味の微妙な違いが描…
著:武器ドットコム、絵:大波耀子の武器カタログ…という呼称が適切かはわかりませんが、大体そんな感じの本です。 因みに、ストーリーらしきものも設定されており、武器の腕を磨くため「武神」と呼ばれる人物を訪ねて来た4人の少女の奮闘記っぽい内容にな…
著:小黒秀平のコラム集…とでも言えば良いでしょうか、日本酒に関する考え方や知識などをまとめた本です。先日、図書館で目にして興味が出たので、借りて読みました。 この方は新潟にある小黒酒造の社長とのこと。ちなみに主力商品は「越乃梅里(こしのばい…
これは土曜日の話です。桶川にあるさいたま文学館で特別展を行うことを知り、今月15日までということで、妹と行きました。場所は桶川駅の西口から歩いてすぐということもあり、十分行ける距離だなと。 特別展:マンガ聖地巡礼inサイタマ☆ 〜文学VSマンガpart…
著:東野圭吾の小説です。私はドラマで「ガリレオ」を楽しく見ていたのですが、東野圭吾の小説作品を読むのはこれが初めてになります。エッセイは以前にも読んだのですが。 内容はオムニバスで、主人公は全て別の人物になっています。しかし共通事項として、…
様々なメディア展開がされた「地獄少女」ですが、私はアニメをしっかり観ていなくて、コミックを読んだ感じでした。アニメは絵柄からして恐怖そのものでしたが、コミックは「なかよし」連載だったこともあって、ポップな絵柄でした。 そんな中、この小説を借…
著:畠中恵の小説です。江戸時代を舞台にした推理物というか妖怪物というか、そんな内容で、本作はシリーズ1作目です。2001年に第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞した作品だそうです。 お話は、大店である廻船問屋兼薬種問屋「長崎屋」の若だん…
著:三木卓のショートショート集です。「マフィン」で連載されたそうなのですが、私はこれを知らなかったり。 内容は、様々な動物を取り上げてコント風にまとめたものです。とはいえ、その生活ぶりはその動物の特性と人間社会の内容をミックスしたものです。…
著:中原中也の幾つかの詩をまとめたものです。ハルキ文庫版を読みました。 私はこれまで中原中也の詩に触れたことはなく、先日、図書館に行った際に借りてきたものです。そのキッカケとなったのはQMAですが、それはおいといて。 彼自身、詩集は「山羊の歌」…
著:福井晴敏の小説です。私が読んだのは講談社文庫の上下巻でした。 物語は、ミニ・イージスシステムを搭載した護衛艦「いそかぜ」を巡った、多くの人々の思惑や、何かを思う強い気持ちを描いています。 メインとなる人物は3人いて、1人目は「いそかぜ」…
著:桐生夏生の小説です。先日、図書館に行く機会があり、借りて読みました。 あらすじとしては、学生時代に仲良く暮らした永井姉妹と森口兄弟のうち弟の英二が自殺し、それからしばらく離れていたものの、ある日に妹の美浜と兄の恵一が再会して、昔や今を見…
著:塩田丸男の新書です。世に溢れる「紛らわしい言葉」を「マユツバ語」として著者が指摘していく内容です。 「格差社会」や「地球温暖化」など、問題を煙に巻くような言い方の本質を突いたり、本来は良い言葉なのに悪い意味で使われているマジックは、読ん…
著:小川洋子の小説です。第一回本屋大賞を受賞した作品だそうです。 あらすじとしては、家政婦をしている「私」が、交通事故により記憶が80分しか持たなくなった元数学者「博士」と出会い、「私」の息子「ルート」と3人での交流を描いた作品です。 博士…
監修:糸井重里の…何でしょうねジャンルは。 内容としては、氏のウェブ日記に寄せられた様々な「言いまつがい」をまとめて書籍化したものです。中には良く聞くものもありつつ、なかなかレアなものもあったりします。 そもそも「言いまつがい」という言葉自体…
著:橋本紡のライトノベルです。本編は6巻までで完結しており、この7巻はショートストーリー集といった感じになっています。 全4編で構成されていますが、個人的に最も気に入ったのは「君は猫缶を食えるかい?」です。裕一、司、山西の3人が繰り広げる、…
著:小林めぐみのライトノベルです。小林めぐみは…実はあまり読んでいなかったりしますが、うちの妹さんは結構好きみたいです。 あらすじとしては、苦学生「三國壱」の元に現れた喋るニワトリ…自称鳳凰なのですが、その「ひよ」が来てから滴留町で起こる化け…
著:松谷みよ子、絵:菊池貞雄の童話です。妹さんから借りました。これは「モモちゃんとアカネちゃん」というシリーズの第1作に当たります。 内容は、簡単に言ってしまうと「モモちゃん」の成長日記のような感じです。本作では生まれてから3歳くらいまでの…
読んでからしばらく時間が経ってしまいましたが…。 著:イポリト・ベルナールの小説です。訳者など一部の情報が書かれていませんが、著者はフランス人ですかね。 あらすじとしては、モンマルトルのカフェ「二台の風車(ドゥ・ムーラン)」でウェイトレスをす…
著:いわきたかし、画:ほてはまたかしの童話集です。まぁ、ベタにイソップ童話を数編集めた本なわけなのですが、私的に気になるものが一つありまして。 「ありとせみ」という作品があります。私は「ありとキリギリス」は知っているのですが、こちらは知りま…
最新刊を読むために、まずは手付かずだったこちらを。 あらすじとしては、バレンタインデー当日を描いています。祐巳たちがチョコを渡すシーンに始まり、今年も行われた新聞部企画の宝探しゲームの様子を様々な視点で。 祐巳と祥子さまがチョコ交換をすると…
著:桑島由一のライトノベルです。実は、1巻を読んでしばらくしてから2巻が発掘されたので読んだ…という、微妙なことをやらかしました。 あらすじとしては、高校受験に失敗した春山マリオを入学させてくれると打診があった学校が女子高で、しかも男性恐怖…
著:井上真の小説版ハガレンです。かなり前に借りていたのですが、ようやっと読み終わりました。 賢者の石を求めて、金鉱の町ゼノタイムを訪れるエルリック兄弟。しかし、そこには既にエルリック兄弟が来ているとの話。偽者が現れたと当たりをつけて、二人は…
著:村山由佳の小説シリーズです。私が読んでいるのは後発の集英社文庫版です。 私はこの作品がラノベだとは思っていないのですが、元々はJUMP J BOOKSからスタートしているんですよね。そもそもラノベの定義が良くわかっていないので、微妙なところです。 …
著:海原零のライトノベルで、フィギュアスケートを題材にした作品です。 フィギュアスケートはルールも複雑で、初心者がとっつきにくい…という考えの方が多いと思います。実際、私もこれを読み始めるまでは全然わからなかったくちです。 しかし、専門用語が…
著:伊集院静の小説です。1994年の柴田錬三郎賞に選ばれた作品でもあります。 内容としては、瀬戸内海に浮かぶ小島「葉名島」の、児童が7人だけの小学校に一人の男性が新任教師としてやってくるところから始まります。彼は吉岡誠吾、子供の頃の病気が原因で…
著:黒柳朝のエッセイです。黒柳朝は、言わずと知れた黒柳徹子の母親なのです。 内容は、月刊誌に連載されたものをまとめており、彼女の生い立ちから生涯を追っています。わんぱくに育った子供時代、音楽学校で将来の夫と出会ったこと、子供たちの誕生、戦争…