中島啓江＆HIROSHI 奇想天外面白コンサート
ピアニスターHIROSHIと、ソプラノ歌手中島啓江のジョイントコンサートに足を運んできました。場所は近場で川口リリアメインホール。
最初の曲『初恋』で、厳かにスタートしたので驚いたというか。あまりにも正統派過ぎて、逆に。一曲演奏が終わると、今日のメインとなるトークが始まりましたが、こちらはなかなか面白かったと思います。
その後ですね、二曲同時演奏やアレンジによる魅力が爆発したのは。二曲同時の方は、以前にもコンサートなどで聴いているラインナップではありますが、ネタバレを知っていても楽しめるものです。ピアニストとしての基礎力も高くないと、こういう動きには順応できないでしょうしね。
めだかの学校アレンジについても、世界中を旅行するようなイメージで色々と楽しめたので、この時点でかなり満足していました。プログラムが配布されなかったので、もしかしたらもっとあったかもしれませんが…かなりの数をこなしていました。
その後は即興コーナー。観客にお題をもらい、それを元に作詞作曲と伴奏を組み立てるという内容でした。両方ともしっとりしたバラード調にまとめ、拍手喝采を浴びていました。
その後は一人ずつ着替えながら残った方が演奏しつつトーク、という感じでした。どこからともなく水戸黄門は、いつも客席から笑いが漏れるので好きですね。
アンコールまでしっかり楽しんできました。欲を言えば、アヴェ・マリアはグノーなど良く聴くものではなく、別の人だと面白かったかな、とは思いましたが。
中盤の様々なアレンジなどで楽しめたコンサートでした。もちろん、普通の演奏も技術力が高いので満足なのですが、HIROSHIの売りはアレンジの妙だと思うので。
