花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス：猟奇的なアニキ！

瑞稀が兄からのメールを受け取った続きからです。佐野はそのメールを見たものの、寝起きで理解しているのかしていないのかわからないような状態。
瑞稀はバッチリ女の子の格好をして兄を出迎えます。最初は再会を楽しんだ二人でしたが、兄は自分の妹が通う学校が男子校だと知っていました。瑞稀は慌てて走って逃げ出します。
そんな事情はさておき、桜咲学園ではとある話でもちきり。なんでも、ブロッサムで下着泥棒が出たというのです。桜咲学園の生徒たちも犯人探しをするのですが、中でも傑作だったのは嘘発見器。中津が最初の実験台にされ、意外な結果が出たことに皆が驚きつつはやし立てます。
犯人を捜し続けるうち、数人の生徒が寮の前で怪しい人物を捕獲するのですが、実は瑞稀の兄。その場にいた瑞稀は、兄と自室に向かい、ここに転入してきた理由について激論を交わします。実は、部屋の前で佐野がそれを聞いていたのですが…。
兄は翌日、桜咲学園にやってきて瑞稀の退学の手続きをしようとします。その場は校長がいないので、梅田が代わりに話を聞いて凌ぎます。二人は保健室に行きますが、そこにはカメラマンの原が。そこで瑞稀は、佐野の弟の話と梅田の話を聞くのでした。
翌日、佐野は瑞稀の兄に会って話をします。自分が跳べないのは自分のせいだと告げ、最初は嫌いだった瑞稀を笑顔にしてやりたいという思いを伝えます。だから瑞稀を信じて欲しい、と佐野は頭を下げるのでした。
その日のうちに、下着泥棒の件は進展を見せます。最初はとあることで中津が疑われますが無実。結局ブロッサムの女子が部屋チェックをしたところ、瑞稀の鞄から下着が。ところが、佐野が連れて行った場所には大量の下着があったのです。それは裕次郎の小屋でした。
その翌朝、瑞稀の兄からメールが来て、日本に残ることを許可する内容でした。追伸には、佐野に瑞稀を宜しく頼むということが書いてあり、瑞稀はまたはしゃぐのでした。
そんな浮かれ気分とは裏腹に、寮では大変な騒ぎが。何と、寮が閉鎖されそうだという話なのです。…というところで終了。
佐野はワンパターンに瑞稀を遠ざけるだけだったので、早くも飽きてきた頃だったのですが、今回の兄との会話は良かったですね。着実に好感度を稼いでいたというわけです。
あとは、今回の中津も良かったですね。瑞稀が肩に寄りかかって寝たところでときめきまくりでした。そのテンションだったから、パンツを頭から被って踊ることになったんでしょうかね。
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