花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス:イケナイ海岸物語

瑞稀が何者かに連れて行かれたシーンからです。実は瑞稀を連れ出したのは、第2寮長の難波たちでした。車が到着したところは海辺で、花火が良く見えていました。瑞稀は花火に感動して、夏をエンジョイしようと思い立つのですが、一人の女性がやってきます。
彼女は難波の母親で、海の家を運営しているのです。難波は海の家でのアルバイトを手伝わせようと寮のメンバーを連れてきたのでした。
瑞稀や中津らが仕事をしている最中、肝心の難波の姿が見えません。どうやら海に行っている様子だったので探しに行きます。そこには難波の姿があったのですが、女性と二人でいて深刻な表情をしていました。
後で難波に聞いて、彼女が難波の元カノだと知る瑞稀たち。しかも、本気で惚れた唯一の女性だと語る難波に、中央はショックを受けます。中央は難波のファンというか、その感情が強すぎるほどに思いを寄せているためです。
夜、瑞稀が一人で女湯に入ろうとすると、難波の母親に見つかってしまいます。しかし彼女は梅田と兄弟なので、瑞稀の秘密は既に知っていました。逆に、瑞稀も梅田と難波が叔父と甥の関係にあると気づいて驚きます。
瑞稀たちが海の家にいる頃、佐野は陸上部の合宿で練習に汗を流していました。しかし部員たちは突然復帰した佐野が特別待遇で練習を続けられることに反発を覚えます。
翌日、瑞稀たちは浜にいた神楽坂とばったり出会います。中津と口論になり、桜咲と桃郷で勝負をすることになってしまいました。天王寺や姫島の助けを得るものの、その日の勝負はドロー。結局は、多くナンパできたほうが勝ち、というルールで再勝負をすることになります。
中津は早速その話を難波にしますが、難波は乗り気でない様子。それは、元カノが結婚することになったからでした。彼女を奪おうと思っていることを中央に打ち明けますが、中央は「自分の幸せと相手の幸せ、どっちが大切か」と強く意見します。
夜の浜辺でたそがれていた中央の話を聞く瑞稀。孤立していた自分を輪の中に取り込んでくれた感謝が発端だったのに、いつの間にか感情が大きくなっていたという告白でした。
翌朝、合宿所にいる佐野から電話があったことを告げられる瑞稀。急いで掛け直しますが、電話に出た梅田から佐野のことを聞きます。それは、佐野が地区大会の標準記録を跳べなければ退部という勝負でした。
ナンパどころではない瑞稀は、合宿所に向かいます。一方、難波は自分の気持ちに決着をつけて元カノの結婚を祝い、その場から去ります。そして中央の言葉により、ナンパ合戦に加わることに。結果、桜咲は難波のおかげで勝負に勝ちました。
合宿所に到着した瑞稀は、佐野が跳ぼうとしている場面に出くわします。既に後がない佐野は、最後のジャンプをクリアしたかに見えたのですが、バーが落ちてしまいます。
部員たちは佐野を認められないと言い放ちますが、関目の言葉と佐野の土下座に真摯さを見出し、またチャンスをもらえることになりました。
その様子を見ていた瑞稀が、佐野から笑顔を奪ったのは自分ではないかと自問するところで終了。
中央が何気に活躍したというか、スポットを当てられていた回でしたね。難波との関係を紐解くお話になりました。
今回の中津。瑞稀にはどういう水着が似合うかと妄想して鼻血のシーンは、お約束ながら面白かったです。普通に可愛いんだからしょうがないですけどね。こんな感じのぬるさは毎回出て欲しいです。
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