N響アワー:2007/10/14

テレビ欄を見ていて、ラフマニノフが気になったので観てみました。アンドレ・プレヴィンの指揮による以下の2曲です。

  1. 組曲マ・メール・ロア」 / ラヴェル
  2. 交響曲 第2番 ホ短調 作品27 から / ラフマニノフ

ラヴェルは「ボレロ」が有名で、私もこの作品を知りませんでした。どうやらマザー・グースを元にした内容で、そこに曲をつけているようです。元はピアノの連弾用の曲だったそうな。
立ち上がりは厳かに、最後は一気に盛り上げていく感じは良いですね。物語をキチンと把握していれば、童話や絵本のような世界観が見えてくるようで、確かに少し跳ねた感じの楽しい曲もありました。
続いてラフマニノフ交響曲第2番はノーカットだと1時間以上の長い曲らしいのですが、今回は第3楽章と第4楽章を演奏していました。
第3楽章は全体的に静かな感じだったので、これを延々と聴かされることを考えると眠くなりましたが、第4楽章は非常にパンチが利いていて勇壮な曲でした。最後まで息切れせずに堂々たるフィニッシュ。これは第1〜2楽章がどんなものか、興味が湧いてきます。
とりあえず、ラフマニノフはCDがあれば探してみようかなと思う次第です。できればコンサートで生の迫力を味わいたいところですが。
http://www.nhk.or.jp/nkyouhour/