コンビニ恋愛レシピ:全5巻

著:松本小夢のコミックです。Kissでの連載だったようです。
あらすじとしては、とある企業に勤めるOL「妹尾奈留」が、近所のコンビニに立ち寄って出会った「衣笠一」と恋人になってゆく様子を描いています。
奈留は自分と他人を比べて落ち込んだりするけれど、それなりに明るい性格。一方のハジメは無口だけれど、大切なものには深い愛情を注ぐ人物です。
この二人を主軸として、奈留の職場での友人である都やハジメの友人である学や加代も加わって、それぞれが背負った悩みや喜びを堪能できます。
最初に奈留がコンビニでハジメに出会った時には、無口で無愛想という印象だったわけですが、話をするうちに本質が徐々に見えてきて、その根本に惹かれていくわけですね。ハジメが保育士をしていることなど、一つ一つを知ることで余計に。
こういうストレートな作品に触れていると、いかなる人間関係でも、話をしてお互いのフィールドを知るべきなんだという当たり前のことに気づきます。
私も色々と人間関係を頑張ろう、と思ったりしました。