サッカーJ1：浦和レッドダイヤモンズvs清水エスパルス：2007/11/18

家にいたので、レッズの試合を観ることにしました。丁度マラソンがいい所ではありましたが、私はレッズの方が好きです。今日はホームのさいたまスタジアムで試合。
先日、アジアでナンバーワンとなった快挙の陰に、今は負傷者が続出しています。田中達也、小野、山田らがベンチにも入れない状態で、イエロー累積で出場できないワシントンのこともあり、レッズ陣営はメンバー不足に悩むことになりました。
エスパルスもレッズと同じく守備中心のチームで、カウンターから前線に素早くボールを送る攻めが恐ろしいです。また、ドリブルが得意なフェルナンジーニョもおり、レッズの守備が試される場面でもありました。
試合開始から少しの間は、前線に永井を置いてポンテが形を組み立て、阿部や闘莉王のミドルシュートなどでエスパルスのゴールを脅かします。しかし前半１０分程度で、鈴木啓太が相手との接触で流血したため、内舘と交代します。
これが元で、レッズは前半を主に自陣で守りきるような展開になってしまいました。とはいえ、エスパルスの攻めを組み立てさせないようにDFが位置取りをするところはさすがです。また、フェルナンジーニョに対しては坪井がぴったりマークして攻めさせません。
一方、レッズの攻めについては右サイドから平川が走りこんでセンタリングするのですが、何度となく堅い守備に阻まれます。また攻撃の主軸であるポンテも執拗なマークに遭い、本来の仕事をさせてもらえません。
結局、後半ロスタイム前後に一番の盛り上がりを見せたものの、両チーム得点はなく0-0の引分けとなりました。
お互いに何度もヒヤリとする場面が多かったですが、特にレッズは枠外に逸れるシュート、エスパルスはGK正面のシュートが多く「シュートコースを作らせない」試合でした。
２位のガンバが引分け、３位のアントラーズが勝ちとなり、優勝争いはまだわかりません。次節でレッズは２位に浮上したアントラーズと直接対決するので、これが非常に大きな意味を持つ試合になります。
本来のメンバーを複数欠いている状態のレッズですが、何とかこのまま優勝に向かって欲しいものです。
（公式：http://www.urawa-reds.co.jp/）