ブールミッシュのシブースト

先日はチョコレートケーキ*1をいただいたブールミッシュですが、母にそれを話したところ、看板商品っぽいシブーストを買ってきてくれました。
これは発端を辿ると、フランスの菓子職人シブースト氏が考案したアントルメを、ブールミッシュの店主だった吉田菊次郎氏が150年近く経った現在に再現したとのことです。
このシブーストは4層に分かれており、上から順に

  1. キャラメリゼされた表面
  2. ゼラチンとムラングを組み合わせたもの
  3. カスタードクリームと焼リンゴ
  4. パイ生地

という構成です。
味としては、シンプルそうな見た目に違わず、非常に食べやすいです。特にムラング層はクリームの甘味と、ゼラチンの食感が軽く、他の邪魔をしないで脇役をこなしているように思いました。表面のキャラメルが特に甘いので、バランスが取れています。
ムラング層を一言で表すなら、とても高級なマシュマロを食べている感じですね。
但し、パイ生地は…最近おいしいパイ生地のケーキを食べ過ぎていたせいか、もう少しという感じがしました。もっと出来たてを食べれば違うのでしょうけれど、薄っぺたくなってしまった感があって。
作りこみの細やかさの割には値段も手頃なので、試してみるのも良いと思います。機会があれば、また食べたいです。
(公式:http://www.boulmich.co.jp/

*1:id:tokaget:20071224:p4