埼玉県警察音楽隊:第33回定期演奏会

今日の外出はこれがメインでした。前々から楽しみにしていた、埼玉県警のブラスバンドです。
海上自衛隊もそうですが、こういうバンドはマーチが得意で、パワーがあります。ピアノのコンサートも好きですが、こういう勢いのある演奏は良いものです。
さて、演奏曲は有名なものも多く含まれていましたが、バンド曲は渋いところをついてきた感じがします。オープニングの「マジェスティック・ソレムニティ」は昨年発表された曲ですし、続く交響組曲も50年ほど前の曲。こうした曲はクラシックと言う先入観があった私には、意外に思いました。
後半は有名どころをこなした第1部が終了すると、第2部はカラーガードが登場してステージは一気に盛り上がりました。1曲ごとのダイナミックなパフォーマンスは、会場内の拍手喝采を一斉に浴びていました。私も、これこそが魅力だったと思います。
第3部はジャンルがかなり分かれていたのですが、マンボを中心に据えたラテン・メドレーに惹かれました。「マンボNo.5」はおなじみの曲ですし、「エル・クンバンチェロ」は昔エレクトーンで弾いていたことがあったので。
アンコールは2曲、「千の風になって」はこれまでと一転して寂しげに名演しました。そして最後の一曲、非常に盛り上がったマーチだったのですが、曲名を失念してしまいました…。ツェッペリン伯爵のなんたら、と言っていた気がしたのですが。
ともあれ、非常に楽しめたコンサートでした。ジャンルを問わず幅広い演奏を繰り広げてくれるので、飽きにくいのもポイントですね。
また機会があれば行きたいものです。

セットリスト

  1. 第1部
  2. 第2部
  3. 第3部
    • 聖者の行進 / アメリカ民謡
    • 四季のうた
      1. 早春賦
      2. 我は海の子
      3. もみじ
    • 小さな世界〜バンドと合唱のための〜
    • ラテン・メドレー
      1. マンボ・ジャンボ
      2. マンボNo.5
      3. ピーナッツ・ベンダー
      4. セレソ・ローサ
      5. ティコ・ティコ
      6. エル・クンバンチェロ
  4. encore