2008/09/15

3連休の最終日、群馬県の河原湯温泉に友人たちと日帰り旅行してきました。まったりと湯治する、くらいのコンセプトで。

出発〜現地

8時半に集合と言いつつ、到着してみたら誰もいないのが我々のクォリティです。一人くらいはいてくれないと、騙されたとか思ってしまいますよね。
さて、連休の最終日ではありましたが、午前中の道は空いていました。帰りは渋滞に巻き込まれる恐れもありますが、まだ帰宅ラッシュにはなっていなかった、というわけですね。
上里SAで休憩を挟んだりしつつ、大体3時間くらいで現地に到着しました。そこからは、ダムの工事現場や「不動滝」を見たりして、山道を軽く歩きました。

共同浴場 王湯

散歩から戻り、いよいよ今日のメインです。共同浴場の「王湯」は、内風呂と露天風呂が一つずつあります。
お湯を注ぎ込んでいる蛇口を見ると、隣に水の蛇口があることがわかります。これは、源泉が70度を越す高温のため、直前で温度を調節しているんですね。
石鹸などの備え付けはなく、本当に湯に浸かるだけ、といった感じでした。露天風呂の方が半身浴がしやすいので、少し長く入っていられそうです。景色は閉ざされた感じではありましたが。
(参考:http://www.joy.hi-ho.ne.jp/ma0011/T-Gunma07.htm

gallery and cafe Uusi

王湯を後にして、昼食を摂るべく移動しました。草津で良いお店があるとのことで、草津のカフェ「Uusi」へ。
Uusiというのはフィンランド語で「新しい」という意味だそうな。その言葉とは裏腹に、店内はアンティークっぽいおしゃれな空間でした。
ピアノの脇にオールディーズのCDがずらっと並んでいたり、ランプの形が可愛かったりと、私にはたまらない空間でしたね。とはいえ、中央テーブルにあったウノで時間つぶしをする我々なのでした。
メインはクレープで、食事用のガレットとデザートのクレープを中心としたメニュー構成。他もぽつぽつありましたが。
私はセットメニューで「ガレット+クレープ+飲み物」を頼みました。ガレットは大皿で平たく盛りつけられており、食べた感じは軽いながらも、意外とお腹に溜まる食事だったと思います。チーズやトマトが乗っており、ちょっとしたピザ風で非常においしかったです。
クレープはマンゴーと生クリームを注文したのですが、連れが「温泉饅頭クレープ」を注文していました。名前が示すとおりインパクトがある見た目なのですが、味は普通だったそうです。

千代の湯

草津でもお湯に入ることにしよう、ということで、湯畑から少し下ったところにある共同浴場「千代の湯」へ。ここは無料で使えるのですが、脱衣所も浴槽も個人の家レベルの大きさでした。
お湯は、先程の王湯より熱めだったかなと。泉質はアルカリ性。浴槽の深さも、座るとちょうど首の辺りまで浸ってしまうため、あまり長い時間入っている感じではありませんでした。幾つかのこうした浴場を知っている人なら、お湯を身体に少し馴染ませて次へ…といった使い方もできそうです。
因みに、別の共同浴場を回った連れに聞くと「地蔵湯」が良かったとの情報が。次にこうして湯畑方面に湯治に行く機会があれば、行ってみようかと。
尚、千代の湯では予約制で「時間湯」という、特殊な入浴法もレクチャーしてもらえるそうです。入り口にもそうした張り紙がしてありました。
(参考:http://www.asahi-net.or.jp/~UE3T-CB/spa/chiyonoyu/chiyonoyu.htm

総括

やはり、日帰りだとあっという間ですね。一つ一つのスポットが固まっている湯畑はともかく、河原湯ではゆっくりできませんでした。
とはいえ、数年後にはダムが完成して温泉街が水の底に沈んでしまう場所だと言われてみると、ここに来た価値があるというものです。
草津は…というか、湯畑周辺は共同浴場が幾つもあるので、周るのに飽きないですね。温泉街を歩いて土産物を探すのも良し、といった感じです。
そういえば、以前この近くにある「ホテル一井」に泊まったことがあり、だから湯畑周辺を歩いた記憶があったんですね。
この場所に拘らず、また近いうちにどこか温泉旅行をしてみたいものです。来月かその次辺りにでも。