ひだまりスケッチ×365:総括

これも観終えました。原作が四コマ漫画ということもあり、1話完結型で非常に観やすかったと思います。
あらすじとしては、アパート「ひだまり荘」に住む4人の少女を中心に、1年のイベントごとにスポットを当てて生活ぶりを描いている作品です。4人とも「やまぶき高校」の美術科に通っており、タイプの違う変人が揃っている…というのがひだまり荘の風評とのこと。
アパートの一人暮らしということもあり、主人公「ゆの」の独白が割と多いのですが、アパートの仲間としょっちゅう集まるので賑やかです。描いている内容はゆるくて、4人が等身大に笑ったり悩んだりしているのが良かったですね。
キャラは…沙英も良いんですが私は宮子。あっけらかんで食いしん坊、というキャラ付けがはっきりしていて、後から変な隠し設定が出てくることもなかったので、作品に非常に合っていたと思います。ガタイはいいがちょっと子供っぽいのも、憎めないですね。
エピソードとしては、沙英とヒロの夫婦っぷりが光りまくる「みちゃダメ」が良すぎでした。喧嘩して仲直りした後のラブラブっぷりは何ですか。けしからん。
声優に関しては、4人の中でゆの役の阿澄佳奈だけがわかりませんでした…。「ひだまりスケッチ」が主役級としては初めてでしょうか。「今日の5の2」にもナツミ役で出ているらしいので、これから観てウハウハしようと思います。
4人以外としては、何と言っても校長先生のチョーさんですよね。いつから名義が変わったのか良くわかりませんが、私は「長島雄一」や「長島茂」よりチョーさんの方がしっくりきます。「たんけんぼくのまち」世代ですので。
あと、原作者自身が声を当てる「うめ先生」がなかなかいい味出してましたよねぇ。あまり喋るポイントはありませんでしたが、個人的には好きでした。
ともあれ、観やすいし非常にツボな作品であることは間違いありません。原作の四コマも気が向いたら手にとってみようと思います。
(公式:http://www.tbs.co.jp/anime/hidamari/