11eyes:総括

年内に見終わりました。原作ゲームは全く触れていませんでしたが、各所で世界観をざっと流し読んだのと、主題歌が好みだったことで気になっていた作品です。
あらすじは、生まれつきヘテロクロミアで右目の視力がない以外は、それなりに平凡な学園生活を送っていた「皐月駆(さつきかける)」が、幼馴染の「水奈瀬ゆか」と共に、周囲が真っ赤な世界に飛ばされ、同じ世界に飛ばされた少年少女らと共に、生き残りをかけて戦うお話です。
駆たち6人は、この世界を「赤い夜」と呼び、彼らの命を狙う者たちを「黒騎士」と呼びます。赤い夜に飛ばされた皆は何らかの戦う力を持っており、実は駆も右目に力を持っていたことが判明。この目が物語の重要な鍵となります。
キャラの中では、この作品に触れた大半の方が気になったであろう「草壁美鈴」が良かったです。陰陽師の血筋で剣技にも優れ、6人のリーダー格。黒騎士との戦いでも活躍し、駆やゆかが力に目覚める前は、率先して守ってくれていました。凛々しくてカッコいい、この人の方が主人公っぽいです。
しかし、駆たちの視点で進んでいる時は気づかなかったことが明らかになっていくのは面白いですね。赤い夜もそうですが、特に黒騎士の方が。段々と、何をするのが正しいのかわからなくなってきます。
あと、若干のネタバレになりますが、最後で登場する魔女はどうみても水銀燈です。本当にありがとうございました。
作画は途中まで結構良かったんですけどねぇ。中盤以降、歪んだ顔が本当に歪んでいたのが気になりました。
とはいえ、ストーリーを簡単に把握するという意味では良かったと思います。ゲームをプレーすると多分死にまくって大変そうだなぁと思ったので。
(公式:http://www.mmv.co.jp/special/11eyes/