キルフェボンのタルト(3)

サッカー日本代表が2勝1引き分けで決勝トーナメントに進出したので、お祝いのつもりで買ってきました。デンマーク戦も最初から最後まで観ましたし、思い入れもあったので。
今回は夏限定メニューがたくさんあったので、そのうちからチョイスしました。

"地元の牛乳"と抹茶のフラン

名前にもあるとおり、牛乳に拘りがあります。産地をお店から近いところにすることで、新鮮な牛乳を仕入れられるという強みがあるというわけですね。
ちなみに私は「フラン」というお菓子を知らなかったのですが、牛乳と卵をタルト生地に流し入れたものが一般的だそうです。食感はとろけるプリンのような感じでした。
小豆餡を使った、宇治金時風味の抹茶プリンという感じでした。キルフェボンにしては値段も非常に手頃なのでお勧めです。

チーズクリームとオレンジのガレット〜ローズマリー風味〜

タルト生地の上に厚めのスポンジのような生地が乗っており、ここにローズマリーの香りが広がっています。そこにサワークリームと細かく刻んだマーマレードが、夏向けのさっぱりさを演出しています。
サワークリームは味わいが軽くて食べやすかったのですが、なんとなく「とても高級なダノンを食べてるみたい」と思ってしまいました。おいしかったんですけどね。

杏仁クリームとマンゴーのタルト

買ってきた中ではこれが本命でした。杏仁もマンゴーも大好きなので。
タルト生地の上に薄切りマンゴー、クリームチーズを乗せてあります。さらにマンゴーのソースを敷いて、杏仁の香りがするクリームが飾ってあります。
幾層にも重なった様々な生地が、バランス良く味を引き立て合っていると思いました。これに使われているマンゴーは甘味がそれほど強くありませんでしたが、かえってこのチーズを潰さなかったのかなと。