2010/11/07

以前に行った「ByeByeBlue」を、祝日にまた訪問。今度はコースを頼んでみました。値段はリーズナブルながらも充実したコースだったので、取り上げておきます。総じて、一つ一つが非常に丁寧で好感が持てました。
こことサティヤムについては訪れたら何度だって書きたいと思うくらい気に入りました。ただ、カレーはそれほど毎回違うわけではないので、興味を惹かれるような書き方は私にはできなさそうです。

バーニャカウダ

野菜が15種類くらい使われており、ソースはアンチョビとにんにくをベースにしたものだそうです。野菜は珍しいものも多かったですし、それぞれ新鮮で甘味がありました。ソースもそれ単品でパスタソースにできそうな感じで、これまたおいしかったです。

前菜4種盛り合わせ

鶏肉の間に野菜を巻いてバルサミコ酢のソースを掛けたもの、サツマイモのペースト状サラダにハムを巻いたもの、かんぱちのカルパッチョ、チーズとパプリカの焼き物で4種類でした。真ん中には野菜も少し持ってあり、美しかったです。
個人的には、最後の料理が非常に気に入りました。焼いても溶けず適度な柔らかさになった厚切りのチーズ、説明では「パルマチーズ」と聞こえたのですがパルメザンですかね。ほんの少し獣っぽい匂いとコクがあり、焼きパプリカの甘味が重なって、堪能しました。

フォカッチャ2種類

チーズの薄焼きフォカッチャと、バジルとオリーブオイルのふんわりしたフォカッチャ2品。湯気と共に漂ってくる香りまで楽しめるパンです。

牛ステーキ

子牛の腹の部分の肉を使ったステーキ、との説明がありました。脂肪が少なく引き締まった堅さがある肉だと思いました。しかし筋っぽくないので、私は楽しめたと思います。
そしてここでも、周りを固めるボリュームたっぷりの野菜。「付け合せ」という位置づけのはずですが、もはや野菜が主役かと思う量でした。これがいちいちおいしいので、隅々まで飽きずに楽しめました。

デザート

クレーム・カタラーナ、ナッツのケーキ、胡麻のタルト、口直しにぶどうのグラニテがワンプレートに乗ってきました。これに飲み物がつくので、私はコーヒーを注文。
どれもおいしかったのですが、カタラーナは感動的なミルク感と舌触りでした。元々プリンが好きということもありますが、ケーキ屋で売っていたら買ってしまいそうな一品でしたね。
そして、こってりした甘さを流すグラニテも良かったです。ワインを一度煮切り、ぶどうジュースと混ぜてカキ氷のようにしたもので、コース料理の魚と肉の間に入っていそうなメニューでした。
(公式:http://www.byebyeblue-italian.com/