2015/06/10

さいたま新都心で行われた、けやきひろばのビール祭りに少しだけ足を運んできました。友人一同は何と言ってもビール党が多く、私のように最初から日本酒という人はいません。
ここでは会場を一回りして、珍しいお店を眺めた後「ビール界のロールス・ロイス」と謳っているアメリカはサンディエゴの「ALESMITH」から飲み比べセットを。3杯2000円と少しお高いですが、まあたまのイベントだから良しとします。
6種から選べますが、1つは限定数で売り切れ。下記の順番で飲みました。

  • Grand Cru(グラン・クリュ)

最も飲みやすいとしてお勧めされたもの。まだ1杯めです、と言ったらこれが出てきました。
王道のベルギービールとのことで、非常に口当たりが良く、ドライさもほどほどと、私でも十分においしくいただけるものでした。ここはローストアーモンドで一杯。

  • Wee Heavy(ウィー・ヘヴィ)

苦みを前面に押し出したものです。私は魚の肝が苦いとかは得意なので、こういう味はどうだろうかと試してみました。
モルトが強いそうですが、香りとしては花と石鹸のような感じがしました。あと純粋な苦味はやはり3種の中で最も強く、マッシュポテトなんかが合いそうだと思いました。

  • Speedway Stout(スピードウェイ・スタウト)

黒もひとつ欲しいと言ったら出てきたものです。これは一口飲んで、重さと苦みを強く感じたので、急いでソーセージ盛り合わせを買いに行きました。今回の3種の中では、最もマッチングする組み合わせだったと思います。
(公式:http://www.beerkeyaki.jp/
仕事が深夜を跨いだ時、久々に「やよい軒」で早朝の食事をしました。ここは定食を頼むとご飯が食べ放題ということで、数年前はたびたび利用していました。
今回は生姜焼き定食。味の濃い物をがっつり食べたい気分だったためです。メインにみそ汁と冷ややっこがつき、漬けものは卓上からご自由にお取りください、という形式。私はご飯3杯食べて満腹になりました。定食屋でご飯がおいしいのは重要です。
しかし、貧乏学生とかなら、漬けもので10杯とか食べる人もいるのではないでしょうか。胃もたれを見越して1日分の食事を取ってしまうとか…。
(公式:http://www.yayoiken.com/

日下無双 純米酒生酒

山口県岩国市にあります、村重酒造株式会社で製造されています。主力商品は「金冠黒松」など。同じ地域には日本酒ファンならずとも聞いたことがあると思われる「獺祭」の旭酒造もあり、強豪が並びますね。
日下無双(ひのしたむそう)は、花粉症明けに武蔵浦和の森田商店さんで買いました。名前も知らず、またラベル自体が赤くて目立つということで、他にも良い酒がたくさん並ぶ中、今回はこれを選んだ次第です。
名前の由来は、杜氏の「日下信次」さんから。
開けて数日は、はっきりわかりやすい甘さと飲みやすさで、どちらかと言えば食前酒向きかなと思いましたが、1週間も経つと切れ味が増して、より食中酒に傾いてきた印象です。一升瓶と付き合うに当たって、非常に理想的な変化でしたね。
劣化を遅くする技術が使われており、窒素を「ナノバブル製法」で吹き込むというもの。これがないと、甘さが抜けるのも早く、ひょっとしたら酸化して最後の方も印象が変わったかもしれません。
3000円以内で買えますしおいしいので、プレミアがついて1万円を超える獺祭を買うよりかは、これを3本選んでしまいそうな私です。
(公式:http://www.kinkan-kuromatsu.jp/