ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2015

5月3日に、母がチケットを取ったものの時間帯的に合わず、急きょ代理で聴いてきました。2015年のテーマは「パシオン(情熱)」とのことで、力強い曲が多かったのかなと思います。
私が聴いたのは、時任康文さん指揮、東京音楽大学のシンフォニック・ウインド・アンサンブルの演奏でした。事前にチラシを読まずに聴き始めたのですが、これが非常に良かったです。
キャンディードは、テレビ番組「題名のない音楽会」OPとしても使われている、勢いがあって高揚してくる一曲です。あまりに元気がありすぎて、後ろから子供の泣き声が聞こえてきたりしました。この大音量が人生初だとしたら、びっくりしますよね。
ホルジンガーは全く知らない曲だったものの、結果的にはこの日で一番の熱さでした。クラシックというより近代音楽で、私がメタル好きなせいでしょうか、力強い軍隊の進撃を思わせる演奏に圧倒されました。
そのせいでリードが少し霞んでしまったのは、嬉しいのか悲しいのか…。これはこれで、エキゾチックな色気を持った曲だと思うのですが、そこまで興奮を引きずる内容だったのです。
この他に外でやっている演奏を数か所巡りましたが、それでもまだホルジンガーを引きずっていました。最近は音楽全般を聴かない生活を送っていますが、たまにはこういうのも良いですね。

セットリスト

(公式:http://www.lfj.jp/lfj_2015/