ロックマンエグゼStream:氷のアステロイド城

極寒の国シャーロとクリームランドが、共同でクロスフュージョン研究所を開発することになりました。シャーロには当然ライカがいるわけですが、クリームランドにも以前に熱斗接触があった王女プライドがいます。
そのプライドがお忍びで研究所を見学に来たところから、お話は始まります。研究所の内部についてライカは逐一説明し、今後の展望を述べていました。軍人らしいきびきびした態度に、プライドはちょっとしたイタズラ心が芽生えたのでしょう、「今日はお忍びだから、王女じゃなくてプライドと呼んで欲しい」と。ライカは硬派なので、こうした攻撃には慣れていない様子。
こうして施設を周っていたライカたちでしたが、アステロイドエアーマンが施設に侵入してしまいます。この襲撃にサーチマンとナイトマンが応戦するものの、実体化したエアーマンが今度は施設そのものを破壊し始めます。この場所ではプライド王女を守れないと判断したライカは、一旦雪原へと避難します。
そこでは妨害電波が辺り一帯を覆っており、通信が出来ません。逃げ出した二人は後ろを気にしながら安全な場所を探しますが、足を痛めたライカは思うように歩けず、再びエアーマンに見つかってしまいます。ライカは決死の覚悟でエアーマンを谷底に突き落とし、自分は危ういところで助かります。
そうこうしているうちに熱斗と真辺さんがシャーロに駆けつけ、二人の救助に出発します。以前に助けた犬のモロゾフの先導の元、ロックマンが車をナビゲートし、先の見えない吹雪の中へと突っ込んでいきます。
雪原を歩いていたライカたちは、現在は使われていない古城を発見。シャーロとクリームランドの国境にあるこの城は、幼い頃のプライドが何度か訪れていたようです。そこを探索してみると…なんと、今も起動しているコンピューターが見つかります。その内容は、アステロイドを大量生産して軍事力を増強する計画。エアーマンが既に何体も完成しており、あとはプログラムの始動を待つばかり、という状態になっていたのでした。
それを行っていたのはクリームランドの将軍で、シャーロとクリームランドの同盟を快く思っていなかった派閥の人間でした。自衛のためにシャーロと手を組むぐらいならば、別の手段で自国を増強すれば良い…そう考え、エアーマンの量産を考え付いたのです。その性能を確かめるために、テロリストの仕業に見せかけて施設を襲ったり。
その間にサーチマンが妨害電波を退け、谷底から戻ってきたエアーマンを打ち倒すためにライカがクロスフュージョンします。ライカは足の怪我で苦戦を強いられるものの、何とかエアーマンを撃退します。
そこへ、今回は全く戦闘での出番がなかった熱斗がようやく辿り着き、二人の無事を確認します。和やかな雰囲気になったライカたちですが、プライドの手の甲にデューオの紋章が浮かび上がったのを見て、今後への不安を投げかける形で終了。
結果的に最終ボスはデューオなのでしょうが、決戦はオールスターになると思われるので楽しみです。熱斗、炎山、ライカらを軸として、ジャスミン、プライドらゲストキャラも勢揃いとあっては盛り上がること間違いなしですね。
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