バジリスク〜甲賀忍法帖〜:追想幻燈

一話録り逃しにより、少し話が飛んでいますが…まぁその辺は公式サイトで補完です。
で、今回は蛍火が手負いの上に追われているシーンから。左衛門と陽炎が蛍火を探すのですが、左衛門が発見して後を追います。蛍火は森の中に逃げ込み、あわや追い詰められたか…というところで虫たちの幻術を使い、命からがら生き延びます。左衛門もこれ以上の追撃はムダと判断し、戻ってくるのでした。
卍谷に戻った左衛門は、蛍火に逃げられたことを報告。そして…お胡夷の仇である念鬼の討ち取られた姿を見て、カッとなって突き飛ばします。普段は糸目で感情を表に出さないタイプと思われるのですが、実はサディストな面が強いのかも。相手そっくりに変装するのも、卑怯っぽい感じですしね。
場面は変わり、弦之介に目をやられた小四郎の方へ。川縁で佇んでいる小四郎は、弦之介に対する恐怖を更に強めた様子。水の撥ねる音にすら怯えており、後ろから朱絹が近づいてきた足音にも恐怖を隠せません。
蛍火は、夜叉丸との時間を思い出しています。御前試合のために自分が選ばれたことを、蛍火に嬉しそうに語る夜叉丸。ふと朧の名前を出したことで蛍火が少し拗ねますが、その時に「こんな時間を過ごしている時、不戦の約定も悪くないと思える」という夜叉丸。本来は好戦的な彼だからこそ、この台詞が実に映えると思います。
その蛍火は脚を怪我しているのですが、里へと急ぎます。しかし、橋が流れており、渡る手段がありません。そこへ念鬼…正確には念鬼の姿をした左衛門が現れ、弦之介を倒したと言うところで終了。
そう言えば、空白の一話の間に弦之介と朧の目が見えなくなっていましたね。どうやら伊賀側の薬によるもののようですが。
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