STARLESS / KING CRIMSON

たまには鬱ロックも聴いてみましょう、ということで、今回はプログレ界の巨人キング・クリムゾンの名盤「Red」から、そのラストを飾る『STARLESS』をご紹介します。
「スターレス」という言葉は、星の一つもない漆黒の闇を表しているそうですが、序盤〜中盤にかけてはそんな感じです。淡々と、手探りで歩いていくような展開ですね。
それが最後のほうに来て、一気に演奏が激しくなるのが聴き所ですかね。それまで、ゆったりとした暗い感じだったのが劇的に変わるので。一体、闇の中で何が起こったのか…想像してみると、ちょっと怖いような、わくわくするような…不思議な気持ちです。
アルバム「Red」は、公式のキング・クリムゾンにおいてラストアルバム的な位置にいます。その最後である『STARLESS』を聴いて、多くのファンが「ああ、これでクリムゾンも聴き納めか…」と思ったとか思わなかったとか。
(公式:http://www.king-crimson.com/